2025年環境配慮パッケージ事例の解析結果
事例の解析結果 2026年10月8日
■環境配慮パッケージ事例の応募数は減少傾向
当協議会では、2008年から毎年、会員団体・企業の皆様から、身近な製品のプラスチック製容器包装の環境配慮設計による環境配慮パッケージ事例を募集しています。
2025年の応募件数は33社・71事例で昨年より減少となり、2008年からの応募総数は累計1325件となりました(下図)。今年度の応募数減少について原因は特定できていませんが、ここ数年消費財の値上げが続いたことで、パッケージの3R+リニューアブルの取組みも影響を受けたことが推測されます。

当協議会では、環境配慮設計の情報提供は当協議会の重要な役割であり、関係主体への情報提供と考え、環境配慮設計指針(2015年策定、2020年改訂)、環境配慮設計ガイドライン(2020年策定、2021年改訂)とともに、検索システム・プラっとサーチを活用して環境配慮パッケージ事例を集計・公開し、持続可能な循環型社会の実現への一環として、環境配慮設計を普及・啓発を進めています。
■薄肉化によるプラスチック使用量削減とリニューアブルの継続、分別排出し易い構造化
プラスチック製容器包装の施策には、3Rに加えて、Renewable(リニューアブル)があります。
毎年の事例の施策の割合を下図に示しました。2015年以降リデュースが減少、2021年以降リニューアブルが増加、その後リデュース、リニューアブルの施策割合は横ばいの状況が続いていますが、2025年はそれぞれの施策の内訳のうち、A2(リデュース:薄肉化)とC3(リサイクル:減容化)の増加が認められました。A2は薄肉化によりプラスチック使用量を減らす施策で、様々な技術により容器包装の機能を損なわずに薄肉化する企業努力が継続していることがうかがえます。また、C3は容器包装をつぶしやすい、あるいは小さくしやすい等の構造にして、分別排出しやすくする施策です。リサイクルのシステムを円滑に進めるための施策が増えていることが今年の特徴です。

環境配慮設計の施策は下表のように分類しています。

